日本語とインドネシア語の「説明の会話」におけるあいづちの使用 −感情の機能のあいづちをめぐって−

Okie Dita Apriyanto

Sari


日本語母語話者は他の言語話者よりあいづちを打つと言われている。しかし、インドネシア語を母語とする日本語学習者はあいづちが少ないため、日本語母語話者に話の内容が分かっていないなどと誤解されることが多い。本稿では、「説明の会話」の録音を両言語で実施し、文字化したものを分析資料とし、得られた資料をあいづちの形式と機能の二つの観点から分析し、日本語とインドネシア語のあいづちを対照した。特に、本校では、会話データに見られる【感情】の機能を果たすあいづちを詳しく分析した。【感情】を表すあいづちの形式という観点からは、両言語でいくつかの類似点が見られた。日本語とインドネシア語では「コメント」の形式のあいづちが感情を表すときに使用されるということが分かり、両言語でも、「わあ」という形式のあいづちが「驚き」という【感情】を表すために使われているということができる。「感心」という【感情】を表すための「ほお」という形式のあいづちの使用は両言語の会話において見られ、「へえ」という形式は「意外な情報」への【内容理解】と「関心」という【感情】を表すために使用され、他のあいづち形式との使用も両言語の会話データで見られた。

 

キーワード:あいづち、会話、感情、機能、対照研究


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DOI: http://dx.doi.org/10.25139/ayumi.v2i1.253

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